【観葉植物の育て方】インテリアに人気のグリーンを長生きさせるコツ

鮮やかさもバッチリ!ちょっと変わったアンスリウム

葉っぱが美しい観葉植物も魅力的ですが、成長すると花を咲かせるものも捨てがたいですよね。

成長の過程を楽しむことができ、育てる意欲も出てくるはずです。

そこでおすすめしたいのが、「アンスリウム」という観葉植物です。

うまく育てれば、花をたくさん咲かせることができるので、お部屋のおしゃれ感もグッと上がりますよ。

しっかり花を咲かせるためには、元気な状態を保つことが重要です。

そのため最適な育て方を理解しなければなりません。

アンスリウムは、コロンビアやエクアドル、インド諸島など多くの国々で自生する植物です。

自生地によって姿は様々に変化するので、非常に多くの種類に分類される特徴があります。

基本的に成長すると赤くかわいらしい花を咲かせ、どこかハワイの雰囲気を感じさせるでしょう。

全体的に光沢感があるので、部屋の中でも外でも強い存在感を放つはずです。

アンスリウムは、強い日差しにはあまり強くありません。

したがって育てるときは、直射日光の当たり方に配慮する必要があります。

窓際に置いている方は、日によって場所を移動する、または遮光カーテンで光を遮断するなど工夫することが大切です。

放置していると、光沢感を失うだけではなく、葉焼けを起こして枯れてしまう可能性もあります。

水をしっかりあげていても回避できないときがありますので、育てる場所選びは大切です。

おすすめの場所は半日陰。

つまり光と日陰のバランスを考えることが重要なのです。

光は蛍光灯の光でもかまいませんので、アンスリウムが育ちやすい環境を作りましょう。

水やりは、他の植物同様あげすぎに注意しなければなりません。

土が乾いた状態であげるようにし、乾燥しにくい冬の時期などは、少し頻度を下げることが大切です。

水を与える量の目安は、乾いた状態の土が表面に出てくるまでにしましょう。

もし受け皿を使っている場合は、水やり後受け皿の水を捨てるのを忘れてはいけません。

そのままにしていると、根が腐ってしまう原因となる恐れがあります。

冬の時期は、水やり後に乾くまで比較的長い時間がかかるでしょう。

そのため水やりの頻度を少し下げることが大事です。

もしどうしても気になるようなら、霧吹きで葉に直接水を吹きかける「葉水」を行うのをおすすめします。

ほこりやゴミなどを除去することができ、葉に直接栄養を与えることができますよ。

アンスリウムの温度管理をするときにも有効な方法であるため、定期的に葉水を行うことは大切なのです。

どんなに気をつけて育てていても、不足の事態でアンスリウムが変色し元気がなくなることがあります。

原因は主に害虫や栄養過多などが挙げられますが、そのときは園芸コーナーで駆除剤や植物専用の活力剤などを購入すると、問題も解決しやすいです。

葉焼けを起こした状態の植物を元通りにできれば、魅力も復活しますね。

しかし手遅れの状態になっていることもあるので、アンスリウムに異常がみられたら早急に対処するようにしましょう。