【観葉植物の育て方】インテリアに人気のグリーンを長生きさせるコツ

使い方は自由自在!つるのようなハートカズラもおすすめ

「部屋中を彩りたい」「かわいい観葉植物がほしい」という方におすすめの植物が、「ハートカズラ」です。

ハート型の葉っぱをしているつる状の植物で、育てばどんどん数を増やしていくため、住宅中をかわいらしくすることもできます。

成長力が強い植物であり、初心者の方でも管理しやすいですが、しっかり育てるためには適切に手入れをすることが大切です。

基本的に半日陰の状況でも育てることができますが、できるだけ適度な光が当たる場所に置くようにしましょう。

通常植物は強い直射日光にあたりすぎると、葉焼けを起こす恐れがあります。

しかしハートカズラは、比較的日差しにも強いため夏の時期に枯れてしまう心配も少ないです。

そのため外で大量に育てるという方法もおすすめですよ。

玄関をハートカズラで彩ると、ハート型の葉っぱがかわいらしく、お客さんにも好印象を与えるはずです。

カフェなどおしゃれなお店を彩りたいというときにもおすすめの観葉植物になります。

ただし、急激な環境の変化を与えるのはおすすめできません。

たとえばはじめは室内で育てていたのに、急に日差しが強い場所に移すと、耐久性が高いハートカズラでも葉焼けを起こしてしまう危険性が高まるでしょう。

もし飾る場所を変えるときは、日陰から半日陰、最後に日当たりの良い場所と段階別に分けるのが有効です。

そうすることでハートカズラにも悪影響を与えにくくなります。

またハートカズラに水をあげるときは、他の植物同様あげすぎに注意しなければなりません。

根が腐る原因となる恐れがあるので、適度な水やりを意識するようにしましょう。

基本的には土がしっかり乾いた状態のときにあげるのが適切です。

あまり湿気には強くない植物とされているので、やや乾燥気味の状態を保つと健康的に育ちやすくなります。

とくに室内で育てている場合は、エアコンの使用頻度により乾燥具合が変化するのです。

夏場にエアコンをかけると、乾燥しやすい環境となるため、少し水やりの頻度を上げる必要があります。

乾燥しすぎた状態を放置すると、ダニやその他の害虫が発生する危険が高まるため注意しなければいけません。

根に水をあげる必要がないときは、霧吹きなどで葉に軽く吹きかけるのもおすすめです。

適度に乾燥を防ぐことができ、健康な状態を保つことができます。

ハートカズラが順調に育つと、数メートル以上の長さに成長することもあるでしょう。

ただ、その分害虫が寄ってくる危険性も高まるため、手入れは欠かせません。

葉を食べる虫などが付くと、ハートカズラの魅力であるかわいらしい葉っぱが台無しです。

大きく成長させたいとお考えなら、こまめな害虫対策をほどこすことが重要になります。

もちろんあえて短い長さにとどめても、かわいらくおしゃれな植物です。

部屋に置くとストレスを軽減し、人にリラックス効果を与える可能性があります。

ぜひしっかり手入れをして健康的に成長させ、ハートカズラの魅力を引き出してみてはいかがでしょうか。