【観葉植物の育て方】インテリアに人気のグリーンを長生きさせるコツ

きれいな葉っぱがインテリアに最適!シュロチクも映える

観葉植物は、ほとんどが海外原産の植物なので、どこか洋風な雰囲気のものが多いです。

お部屋をおしゃれに彩ってくれるのですが、和室には合わないとお困りの方もいるのではないでしょうか。

実は、和の雰囲気にマッチする最適な観葉植物が存在します。

さわやかさ、上品さを兼ね備えた「シュロチク」という植物は、日本でよく見られる笹によく似た見た目をしているのです。

そのため和室や和造りの住宅にお住まいの方におすすめの観葉植物ですよ。

またアジアンテイストも感じるため、洋風な住宅にも活用できます。

竹をイメージさせる見た目をしているので、同種の植物と勘違いされやすいです。

しかし原産は東南アジアや中国南部などになります。

日本でも江戸時代から伝わり、好んで育てられていました。

古来より存在したシュロチクは、比較的寒さに強く日本の気候でも育てやすいと言われています。

したがってお部屋でも気軽に飾ることが可能です。

基本的には春から秋にかけて成長が活発になりますので、この時期には土が乾きすぎないようしっかり水やりをする必要があります。

ただし受け皿を使ってシュロチクを育てている方は、水のあげすぎに注意しなければなりません。

受け皿に残った水が原因で、根腐れを起こしてしまう可能性があります。

もし水のあげすぎが心配なら、きり吹きを活用して葉にだけ水を吹きかけるのがいいですよ。

乾燥が激しくなると、葉が枯れてしまう原因となる恐れがあるため、状況に応じて、必要なら土ではなく葉に水をあげるという手段を選択しましょう。

寒さにはある程度の耐性をもつシュロチクですが、反面暑さには弱い傾向があります。

とくに直射日光に長期間当てると、葉焼けを起こしてしまうかもしれないので、保管場所はなるべく光が当たりすぎない場所を選ぶのがおすすめです。

半日陰が理想的ですが、どうしても難しい場合は、光を遮光カーテンなどで遮断するのがいいでしょう。

適度な光は必要であるため、完全に光が当たらない場所に置かないよう注意が必要です。

シュロチクは0℃までの環境に耐えることが可能な植物とされています。

冬の時期でも外で育てることができますが、風で葉が避けてしまうこともあるため、心配であるなら室内に移動するのが懸命です。

台風が発生しやすい時期などは、あらかじめ室内に避難しておくと被害を回避しやすくなります。

シュロチクは、成長した後数を増やすことが可能な植物です。

ただ、シュロチクの場合は株分けという方法で数を増やします。

これは、地下茎ごと切り取り別の鉢に分けて増やす方法です。

一度にたくさん細かく分けようとすると、栄養が分散しすぎてしまい全て枯れてしまうこともあるので十分注意しましょう。

健康に育てることができれば、和を感じさせる見た目が和室などに彩りを加えてくれるはずです。

インテリアとして活用すれば、お部屋に爽やかさを与えてくれるため、来客にも好印象ですよ。

室内でも育てることができるので、まずは小さいサイズのものを購入し、一からシュロチクを育ててみませんか?